おとなになっても

新年度になり、新しい学校に赴任した綾乃。
綾乃との同居生活に、幸せを噛みしめる朱里。
後ろめたさからは逃げられないけれど、順調に進んでいる二人の関係。
そんなある日、綾乃を慕う元教え子の一花から手紙が届く。
一方、森田との不倫の恋に悩む恵利は、森田の妻から呼び出されて……!
迷ったり、立ち止まったりしながら今日を生きる、それぞれの心模様。
胸騒ぎの大人百合、目が離せない最新刊。
描きおろし番外編『おとなになりたくて』収録。

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コメント

  1. user より:
    おとなになっても(9) (KC KISS)

    愛の巣に教え子を招く!

    ファンシーにインモラル!

    そりゃ、「なんだか大人ってすごいね…」「ね……コワ……」
    次巻がラストとのこと。

  2. user より:
    おとなになっても(9) (KC KISS)

    志村貴子ほどおもしろい人間群像劇を描く作家はいない。
    他の漫画家が最近のリベラルな思想や倫理をまじめに勉強して丁寧に名作を描いて評価されているのに対して、この人だけ相変わらず倫理観がバグった人間どもしか登場しないやべえ話を、そんな雰囲気は微塵も感じさせない手触りで描き続けている。
    あるいは、この人だけ数十年後の倫理を先取りした世界にいる。
    「不倫」ほど面白い文学の主題はない。

    「まあ聞きたまえよ まだ別れてはいないだろ」
    「この話には続きがあるのさ」
    「続きは明日」

    さぁヘビの生殺し状態で最終巻を待つぞ!

    前巻で朱里と綾乃が同棲を始めてハッピーエンドっぽい雰囲気になったときは不安だったが、我らが志村貴子は当然そこで終わってあげる作者ではなかった。
    といっても、いかにもなカタストロフが2人を襲うような凡庸な展開にする筈もなく、むしろ「天罰」による禊ぎを希求するものの叶わない、じりじりとした罪悪感に絡め取られていく人間たちを、しかしおそらく爽やかな形で描くつもりなのだと感じ、これはもしかしたら最高傑作のひとつになり得る物語なんじゃないかと思った。

    メインふたりよりも、恵利やその母、そして本巻で詳しく描写される森田みづき(ヤリチン店長の妻)の物語のほうがおもしれ~~、と読んでいたのだが、それらの挿話もまさに朱里が遥かに歳下の中学生女子たちに ”物語って” いたものだというかたちで繋がり、大人と子供がお互いに恋バナ/人間痴話を語り合う一千一夜的な場が作品を根底で基礎付ける。
    それによってタイトル『大人になっても』の意味が深められていく……

    「なんだか大人ってすごいね…」
    「ね……コワ……」

  3. user より:
    おとなになっても(9) (KC KISS)

    いやー、面白い。

    綾乃と朱里は同棲も始めたことで何となく安定してきた感があるけど、それ以外のところがもうね。

    恵利ちゃんと森田、みづきちゃんの関係はどうなるのかしら??

    あと、渉は不倫された身ではあるけど、恵利が不倫してる側であることに対して、どう思ってるの??
    神宮司さんとは良い関係を築けてそうだけど、表情は明るくないし、うーん。
    身近な人間関係で、ドロドロしすぎだよ(笑)

    そして、そんな話をいたいけな中学生2人に面白おかしく聞かせる朱里。
    いいのか、それは?続きが気になって眠れないよ!

  4. user より:
    おとなになっても(9) (KC KISS)

    いやー、面白い。

    綾乃と朱里は同棲も始めたことで何となく安定してきた感があるけど、それ以外のところがもうね。

    恵利ちゃんと森田、みづきちゃんの関係はどうなるのかしら??

    あと、渉は不倫された身ではあるけど、恵利が不倫してる側であることに対して、どう思ってるの??
    神宮司さんとは良い関係を築けてそうだけど、表情は明るくないし、うーん。
    身近な人間関係で、ドロドロしすぎだよ(笑)

    そして、そんな話をいたいけな中学生2人に面白おかしく聞かせる朱里。
    いいのか、それは?続きが気になって眠れないよ!

  5. user より:
    おとなになっても(9) (KC KISS)

    志村貴子ほどおもしろい人間群像劇を描く作家はいない。
    他の漫画家が最近のリベラルな思想や倫理をまじめに勉強して丁寧に名作を描いて評価されているのに対して、この人だけ相変わらず倫理観がバグった人間どもしか登場しないやべえ話を、そんな雰囲気は微塵も感じさせない手触りで描き続けている。
    あるいは、この人だけ数十年後の倫理を先取りした世界にいる。
    「不倫」ほど面白い文学の主題はない。

    「まあ聞きたまえよ まだ別れてはいないだろ」
    「この話には続きがあるのさ」
    「続きは明日」

    さぁヘビの生殺し状態で最終巻を待つぞ!

    前巻で朱里と綾乃が同棲を始めてハッピーエンドっぽい雰囲気になったときは不安だったが、我らが志村貴子は当然そこで終わってあげる作者ではなかった。
    といっても、いかにもなカタストロフが2人を襲うような凡庸な展開にする筈もなく、むしろ「天罰」による禊ぎを希求するものの叶わない、じりじりとした罪悪感に絡め取られていく人間たちを、しかしおそらく爽やかな形で描くつもりなのだと感じ、これはもしかしたら最高傑作のひとつになり得る物語なんじゃないかと思った。

    メインふたりよりも、恵利やその母、そして本巻で詳しく描写される森田みづき(ヤリチン店長の妻)の物語のほうがおもしれ~~、と読んでいたのだが、それらの挿話もまさに朱里が遥かに歳下の中学生女子たちに ”物語って” いたものだというかたちで繋がり、大人と子供がお互いに恋バナ/人間痴話を語り合う一千一夜的な場が作品を根底で基礎付ける。
    それによってタイトル『大人になっても』の意味が深められていく……

    「なんだか大人ってすごいね…」
    「ね……コワ……」

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