
元工作員クロエは一般人ビクトリアとして、捨てられた少女ノンナとハグル王国でセカンドライフを送っている。
ビクトリアとノンナの絆が家族のように深まっていく中、騎士団のジェフリーに誘われ出かけた夜会で、ビクトリアは王室に正体を疑われてしまう――。
ある日、王室からの刺客がやってきて、ビクトリアはこの場所をさるべきか迷い始める――。
一方ジェフリーは、ビクトリアの正体に気づきつつもビクトリアとノンナを守るために奮闘する。
ビクトリアとノンナのあたたかい日常にくらい過去がよぎる波乱万丈の第2巻!
アクション
元工作員クロエは一般人ビクトリアとして、捨てられた少女ノンナとハグル王国でセカンドライフを送っている。
ビクトリアとノンナの絆が家族のように深まっていく中、騎士団のジェフリーに誘われ出かけた夜会で、ビクトリアは王室に正体を疑われてしまう――。
ある日、王室からの刺客がやってきて、ビクトリアはこの場所をさるべきか迷い始める――。
一方ジェフリーは、ビクトリアの正体に気づきつつもビクトリアとノンナを守るために奮闘する。
ビクトリアとノンナのあたたかい日常にくらい過去がよぎる波乱万丈の第2巻!
コメント
騎士物語に秘密のあるレディと組織を抜けた工作員を組合わせた物語
それを、過去の恋に傷を持つ騎士様が新たな姫君を得る騎士物語のレールに乗せた、物語の縦糸と横糸のミスマッチの妙を得た実に面白い試みです。
こういう王道のコンビネーションは類型が見えて物語にどう身を委ねるかの楽しみ方がわかりやすくていいのですが、画に説得力が求められるので、実は結構ハードルが高いのだと思います。
本作は、作画担当の方がそこをさらっとクリアしてそれ以上の安定感をこの物語に寄与しているのが、実にいい按配と言えるでしょう。
まだ二巻ですが、組織を抜けた元工作員のビクトリアが潜伏し隠居した新たな地で縁を結び、その善良な人々との離しがたいつながりを重しとして自覚しながら、最愛のノンナを護る生活を送る日々を読者が充分共有できる程度に 描きこんでいます。
さらに、暗然とした敵というか不安要素である元の組織の上司と、国を守る立場で完全にはビクトリアを信用するわけにはいかない王と、新たにパートタイムの家庭教師で庇護下に置いた坊ちゃんと、物語を動かす仕掛けはたっぷり仕組まれているようです。
手札が多い代わりに枷も多くなってくることに気を揉みつつもそれを愛おしく感じている様子のビクトリアの機微が実に吟醸で、ノンナのかわいらしさと相乗効果で実に得難い物語に仕上がっています。
すばらしい。
不安は、当然物語を打ち切ることが評判の出版社だけですが、こればかりは読者にできることは応援だけなので、長く続いてほしいものだと祈るばかりです。
騎士物語に秘密のあるレディと組織を抜けた工作員を組合わせた物語
それを、過去の恋に傷を持つ騎士様が新たな姫君を得る騎士物語のレールに乗せた、物語の縦糸と横糸のミスマッチの妙を得た実に面白い試みです。
こういう王道のコンビネーションは類型が見えて物語にどう身を委ねるかの楽しみ方がわかりやすくていいのですが、画に説得力が求められるので、実は結構ハードルが高いのだと思います。
本作は、作画担当の方がそこをさらっとクリアしてそれ以上の安定感をこの物語に寄与しているのが、実にいい按配と言えるでしょう。
まだ二巻ですが、組織を抜けた元工作員のビクトリアが潜伏し隠居した新たな地で縁を結び、その善良な人々との離しがたいつながりを重しとして自覚しながら、最愛のノンナを護る生活を送る日々を読者が充分共有できる程度に 描きこんでいます。
さらに、暗然とした敵というか不安要素である元の組織の上司と、国を守る立場で完全にはビクトリアを信用するわけにはいかない王と、新たにパートタイムの家庭教師で庇護下に置いた坊ちゃんと、物語を動かす仕掛けはたっぷり仕組まれているようです。
手札が多い代わりに枷も多くなってくることに気を揉みつつもそれを愛おしく感じている様子のビクトリアの機微が実に吟醸で、ノンナのかわいらしさと相乗効果で実に得難い物語に仕上がっています。
すばらしい。
不安は、当然物語を打ち切ることが評判の出版社だけですが、こればかりは読者にできることは応援だけなので、長く続いてほしいものだと祈るばかりです。
騎士物語に秘密のあるレディと組織を抜けた工作員を組合わせた物語
それを、過去の恋に傷を持つ騎士様が新たな姫君を得る騎士物語のレールに乗せた、物語の縦糸と横糸のミスマッチの妙を得た実に面白い試みです。
こういう王道のコンビネーションは類型が見えて物語にどう身を委ねるかの楽しみ方がわかりやすくていいのですが、画に説得力が求められるので、実は結構ハードルが高いのだと思います。
本作は、作画担当の方がそこをさらっとクリアしてそれ以上の安定感をこの物語に寄与しているのが、実にいい按配と言えるでしょう。
まだ二巻ですが、組織を抜けた元工作員のビクトリアが潜伏し隠居した新たな地で縁を結び、その善良な人々との離しがたいつながりを重しとして自覚しながら、最愛のノンナを護る生活を送る日々を読者が充分共有できる程度に 描きこんでいます。
さらに、暗然とした敵というか不安要素である元の組織の上司と、国を守る立場で完全にはビクトリアを信用するわけにはいかない王と、新たにパートタイムの家庭教師で庇護下に置いた坊ちゃんと、物語を動かす仕掛けはたっぷり仕組まれているようです。
手札が多い代わりに枷も多くなってくることに気を揉みつつもそれを愛おしく感じている様子のビクトリアの機微が実に吟醸で、ノンナのかわいらしさと相乗効果で実に得難い物語に仕上がっています。
すばらしい。
不安は、当然物語を打ち切ることが評判の出版社だけですが、こればかりは読者にできることは応援だけなので、長く続いてほしいものだと祈るばかりです。